鍋島紀久子様(13代直泰夫人)の婚礼調度のピアノ「プレイエル」の音色を楽しむ小音楽会を開催しました。演奏は増井ゆかりさん(佐賀市)。プレイエルのピアノを愛用したショパンのほか、ヘンデルやリスト、チャイコフスキーの曲を演奏され、演奏者自身によるトークで曲や作曲者について理解を深めながら聴くことができました。また、当日はクリスマスイブということもあり、ジングルベルやきよしこの夜などのクリスマスソングをサプライズ演奏していただきました。優しくも迫力のある素敵な音色が館内に響き渡り、2回の公演あわせて74名の方々にお楽しみいただきました。 |
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佐賀キワニスクラブと当財団との共催で小~高校生向けの能楽体験イベント「みる きく ふれる お殿様も愛したお能」を開催しました。子どもたちと保護者を含めた34名の参加者は、5人の能楽師による舞や演奏を鑑賞したほか、能楽師からの分かりやすい説明を受け、実際に楽器に触れながら演奏方法を学びました。会場内には鍋島家伝来の能装束や楽器も展示し、視覚・聴覚・触覚で楽しみながら歴史と伝統芸能に触れられるひとときとなりました。 |
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令和3年度の「市報さが」(毎月1日号)で、10代佐賀藩主鍋島直正公が長女貢姫へ宛てた自筆の手紙について「愛娘への手紙」と題して連載を行いました。 |
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ガラス湿板写真の撮影体験イベントを開催しました。講師は猪股良文先生と大野深美先生(一般財団法人 戸部記念財団 atelier-chataigne)。3回開催し、計11名の参加者は撮影のためのガラス板の研磨や薬品の塗布、被写体として写真に写るなどの工程を体験しました。安政6年(1859)に撮影された10代藩主鍋島直正公の肖像写真と同じ技法で写るという貴重な体験に、参加者からは「昔の写真への見方が変わった」「昔の偉人たちと同じ体験ができて満足」との声が寄せられました。 |
画像 画像 6月30日 高橋先生レクチャー 配布資料(PDF)
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6月30日、高橋則英先生(日本大学芸術学部 特任教授)をお招きし、当財団所蔵の古式カメラ(3点)に関する調査および講義を行っていただきました。うち1点は、国産のものとしては最古のカメラである可能性が示されており、他2点はそこから少しずつ改良が加えられていく様相を辿ることができます。先生からは、それらの根拠となる点や国内に現存する他のカメラとの違い、カメラと写真の歴史や仕組みなどをご説明いただきました。 |
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郷土佐賀に関する研究を支援する当会研究助成の第21回報告会を佐賀県立佐賀城本丸歴史館で開催しました(参加者 50名)。昨年度に助成を受けた3件(2名と1グループ)の古文書や城郭史、中世後期の有明海沿岸と、各分野の報告がありました。報告の後には当財団理事の高島忠平より各報告に対して講評・助言がありました。なお、今回の報告内容を含む研究報告書 第11号は、令和4年度分と合せて来年度に刊行予定です。 |
鍋島報效会では、佐賀県下における文化及び教育の振興や奨励助成を行い社会事業に貢献することを目的に、2種類の助成事業(研究助成/一般助成)を行っています。 |
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