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郷土佐賀に関する研究を支援する当会の研究助成事業の研究報告書 第7号を刊行しました。この号では第13・14回(平成25・26年度)に助成を受けた9名による研究結果をまとめています。ページ数はこれまでで最も多 い254ページという、大ボリュームな1冊です。価格は1,500円で、当会事務所のほか、お電話やメールでもご注文を受け付けています。過去の第1号か ら第6号も引き続き販売中です。 詳しくはこちら |
今年で16回目となる佐賀城下ひなまつりは、例年より早く2月11日に各会場で一斉に開幕しました。この日、徴古館でオープニングセレモニーが行われ、最高気温15℃にもなる陽気に誘われ、初日から多くの人出でにぎわいました。 今年の徴古館「鍋島家の雛祭り」展では、恒例の大雛壇飾りに加え、珠玉の漆工芸品を特別陳列しています。また歴史民俗館の各会場や佐賀城本丸歴史館での子 ども雛など、市街地一帯が雛飾りで春色に染めあがる50日間です(3月31日まで)。皆さまのお越しをお待ちしております。 |
1月24日、椛島 禅徹先生(志野流香道九州松隠会)や佐賀香遊会の皆様のご協力により、香道体験会「初春の香りを楽しむ」を開催しました。すっかり徴古館の新春恒例イベントとなり、今回で第7回目。今年は3種類の香りを聞き当てる「梅烟香」という組香を行いました。当日はあいにくの大雪となってしまいましたが、36名の方々にご参加いただきました。ほのかな香木の香りを聞き当てるのは、想像以上に難しかったとの声もありましたが、笑みのこぼれる和やかな会となりました。 来年度以降の香道体験会については、徴古館メールマガジンでもご案内いたします。 |
文 化庁の支援により「古地図で佐賀城下の魅力再発見!」を行っている佐賀城下まちづくり実行委員会では、月一回定例会を開催し、事業の推進に努めています。 この日は人気の佐賀城下探訪会の来年度の日程やコースについて打合せを行い、2月5日締切の来年度支援にも応募することになりました。 その後構成団体の22名が参加して新年会が開催され、親睦を深めつつ、来年度に向けての意気込みを語りました。 |
今 年度最終回の「佐賀城下探訪会 レギュラーコース」を12月6日に開催しました。長崎街道の東半分を巡った先月に続き、今回は西半分約5kmのコース。城下発展の基礎となった伊勢屋町・ 点合町・六座町周辺には、蛎久から移された町や寺社が集中。また街道と有明海をつなぐ渡海場(とかいば)を示す道標や、井手邸や大坪邸などが残される八戸 地区など、街道西エリアらしい町並みや史跡ばかりでした。これで今年度の探訪会は終了です。ご参加頂いた400名超の皆様、探訪先でもてなして下さった多 くの方々に感謝申し上げます。 |
開催中の企画展の記念講演会「2代藩主鍋島光茂公と跡継ぎ」を11月21日(土)に開催し、約40名の方々にご参加いただきました。講師は、前佐賀県近世資料編さん室長で当財団評議員の大園隆二郎先生。多様な資料から、2代藩主鍋島光茂公の御子様方3人による藩主相続事情について解き明かし、さらに関ヶ原の戦い後の鍋島家の立場や、他大名家との関係など背景にまで踏み込み詳しく解説していただきました。講演後には展示解説を行い、講演でご紹介された資料の実物を通じて、改めて理解を深めて頂きました。 |
今年度3回目となる「佐賀城下探訪会 レギュラーコース」を、11月15日に開催しました。今回は爽やかに晴れわたる秋空の下、長 崎街道の東側周辺をめぐる4km程のコースでした。徴古館を出発し、柳町や上今宿町の町並みや野中烏犀園を見学。東端は現在の構口橋まで歩き、正教寺や牛 嶋天満宮、観照院・願正寺・称念寺などを拝観しました。今までのコースと比べると距離は少し短めですが、見学ヶ所はなんと21ヶ所。充実した探訪会となり ました。次回の12月6日は、長崎街道の西半分を散策します。 |
鍋島家伝来の国文学資料調査が10月23日~25日の3日間に亘り行われました。これは平成21年度より国文学研究資料館が継続的に行っているもので、今年度で7年目。 従来続けてきた巻子装や冊子装の資料に加え、加藤千蔭の和歌など、掛軸の調査にも着手されました。当館にとっても、今まで一部が未整理だった国文学資料の全体像がようやく見通せる段階となり、今後の研究や活用のベース作りにむけて大きな前進となりました。 |
10月18日、素晴らしい秋晴れと心地の良い風の中、今 年度2回目の佐賀城下探訪会「名門神代家を訪ねて久保泉」を開催しました(約120名参加)。今回はバスで久保泉まで行き、村田鍋島家菩提寺の慈音院から 也足庵までの約7kmを徒歩で巡りました。途中、白鬚神社で田楽(国重要無形民俗文化財)を見学し、神代家の御霊屋を拝観、また妙福寺や龍田寺でご住職に お話を伺うなど貴重な機会となりました。第3回と第4回の探訪会では、西と東の2回に分けて長崎街道を巡る予定です。 |
昭和15年(1940)に12代侯爵鍋島直映公により創設されて以来、当財団は今年で75周年を迎えることができました。9月25日、ホテルニューオータニ佐賀での記念祝賀会には県 内外から約200名の皆様にご臨席いただき、池田副知事・秀島市長からご祝辞を賜りました。江戸時代を通じて佐賀藩主としてあり続けた鍋島家が、佐賀の 方々に「恩に感じて報いる」意味の「鍋島報效会」。鍋島家伝来資料を中心に、その名に負う取り組みを今後も続けて参りたいと思います。 |
9月6日、今年度第1回目 となる佐賀城下探訪会レギュラーコースを開催しました。雨との予報でしたが、幸い見学時には雨が上がり、しっかりと探訪することができました。今回は神代 (こうじろ)鍋島家の根拠地である神代(雲仙市国見町)と、須古(杵島郡白石町)をバスと徒歩で巡り、往時の風情を感じられる街並みや寺社などを、一日が かりで見学しました。事前準備から当日の説明・おもてなしまで、地元の多くの方々にご協力いただき、非常に充実した探訪会となりました。 |
先月の下見では豪雨のため回れなかった須古(杵島郡白石町)を訪れ、佐賀城下探訪会の下見を改めて行いました。白壁の町屋が軒を連ねる町並み、杵島神社・妻山神社・法泉寺など龍造寺家・須古鍋島家ゆかりの寺社。30度超の中を歩くこと3時間。白石平野の豊かな田園風景や山並み眺めつつ素晴らしい史跡群を足で訪ね、成果の多い下見となりました。探訪会は9月6日(日)開催予定ですが既に満席です。当日の配布資料をご希望の方は徴古館までご連絡ください(1部・500円)。 |
平成13年に始まった、鍋島紀久子様の婚礼調度プレイエルを用いた演奏会は今回で21回目。今回の演奏者は、2004年の第4・5回以来11年ぶりとなる松藤弘之さん(佐賀女子短期大学教授)。午前の部・午後の部あわせて、お集まり頂いた100名の皆さまは、バッハ・ベートーヴェン、そしてプレイエルをこよなく愛したショパンの名曲の数々に、暑さを忘れるひと時を過ごされました。詳細はコチラ。 |
徴古館を含む佐賀城周辺の ミュージアム8館が共同して制作した「佐賀城ほりばたミュージアムマップ」が本日完成しました。初版の平成20年から7年が経ち、館数も6館から8館に増 えての大幅改定です。ミュージアム情報に加え、周辺のおススメの景観・散策路や史跡、約80軒のカフェやお食事処、おみやげ選びを楽しめるショップ情報も 充実。8館および周辺施設で近日中に配布が始まりますので、ぜひマップ片手にミュージアム巡りや周辺の散策をお楽しみ下さい。詳細はコチラ。 |
佐賀城下探訪会9月コース 分の下見に行った一昨日に引き続き、10月コース分の下見に出かけました。10月の探訪先は、親類として佐賀藩で重きをなした名門神代家(くましろけ)ゆ かりの川久保地区(佐賀市久保泉町)。鬱蒼とした林の中に広がる神代家墓所の風格ある佇まい(左写真)、特に高さ4m超の墓石は圧巻でした。神代家分かれ の村田鍋島家菩提寺の慈恩院では墓所を見学し寺伝のお話を伺ったほか、神代勝利を祀る勝宿神社、白鬚神社や妙福寺など由緒ある素晴らしい寺社が点在するエ リアでした。下見の詳細はコチラ。 |
佐賀城下探訪会は4・5月 に開催した半日ショートコースに引き続き、9月~12月にはレギュラーコースを予定しています。この日、関係スタッフが9月コースの下見に行ってきまし た。9月は貸切バスで神代(雲仙市国見)と鹿島を探訪予定でしたが、鍋島邸や神代小路、常春寺(神代鍋島家菩提寺=左写真)など神代エリアをじっくり探訪 することとして鹿島は見送り、神代のあとは須古城跡や須古鍋島家菩提寺の陽興寺など白石エリアを回る予定です。土砂降りの中での下見でしたので、当日は きっと晴天になることでしょう。 |
徴古館も校区に含まれる市立勧興小学校5年生約50名と地域の方々約10名が地域学習の一環として来館されました。今回のテーマは幕末維新期に活躍した佐賀の七賢人について。手作りの穴埋め式「賢人学習帳」をもとに、賢人たちの名前と業績を学習。札幌開府に尽力した島義勇が「犬を抱いて寝た理由とは?」の問いに「好きだった から!」ではなく、「寒かったから!」と鋭い正解が直ちに飛び出し、講座というよりクイズ大会。最後に7人目の空欄には藩主鍋島直正、そして8人目の空欄に各自名前を書き込みました。 |
第4回目となる佐賀城下探 訪会半日ショートコースでは、心配していた天気も見事に持ち直し、第3回(5月27日)と同じコースを散策しました。寺社や町並みについて解説を聞きなが ら改めてじっくりと歩くことで地元の成り立ちを知り、往時の情景に思いを馳せる1日となりました。今年度のショートコースは今回で終了となりますが、是非 また参加したいとのご好評を数多くいただきました。 9月からは従来通り終日歩く形の探訪会が始まります。探訪会についての情報は、徴古館ホームページやメールマガジン、FBページ等でもお知らせいたします。 |
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郷土佐賀に関する研究を支 援する当会研究助成の第14回報告会が徴古館2階で開かれまし た。昨年度に助成を受けた5名による報告があり、各研究者に対し当財団理事で徴古館館長の高島忠平より講評・助言がありました。総勢66名の方にご参加い ただき、発表後も活発な質問や意見交換が行われ、大変実りのある報告会になりました。今回報告された平成26年度の研究成果と平成25年度分をまとめた研 究報告書は、今年秋に刊行する予定です。 研究報告者・報告内容はこちら |
3回目の試みとなる城下探 訪会半日ショートコースは、第1・2回の東堀跡コースに続き、泰長院や龍泰寺など龍造寺家ゆかりの寺社が多い西堀端や精町周辺を巡りました。與賀神社な ど、近くにお住まいの方にとっては馴染みの深い場所でも、今回じっくりと説明を聞いたことによって、その歴史を知ることができて良かったとのお声をいただ きました。からりと晴れた初夏の陽射の下、楠の繁る濠端遊歩道も爽やかに散策し、城下の歴史と情緒に触れたイベントとなりました。 |
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最高気温26度に上る快晴 の青空の下、2回目の佐賀城下探訪会半日ショートコースでは、4月22日(水)と同じコースを散策しました。終日歩く今までの探訪会と比べて、ゆっくり散 策して回る午前中だけのショートコースということで、しかも豪華お弁当付き。過去の探訪会に参加された方も、適度な距離で回りやすかった、説明が聞きやす かったなどと好評を頂きました。次回は5月下旬の開催となります。 |
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この日初めて開催した佐賀 城下探訪会半日ショートコースは、汗ばむ初夏の陽気のなか、佐賀城周辺に繁る楠木の新緑、躑躅やハナミズキなど季節の草花を眺めながらの楽しい歴史散策と なりました。佐賀城本丸・二の丸跡を経由し、東堀では赤石護岸の発掘状況について佐賀市教育委員会職員による詳しくご説明頂きました。その後、向陽軒跡・ 万部島・宗龍寺を拝観。最後は徴古館で豪華お弁当を頂き、23名という少人数でコンパクトに楽しめた歴史散策でした。 |
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郷土佐賀の研究を奨励するための公益財団法人鍋島報效会研究助成の本年度分(第15回)が決定し、徴古館において授与式が執り行われました。今年度の授与者・研究テーマは、以下の通りです。 上赤博文(佐賀植物友の会/佐賀自然史研究会)「市民による佐賀県内のタンポポ調査―身近な植物タンポポで分かる地域の環境」/山田淳平(京都大学大学院 文学研究科非常勤講師)「佐賀藩における雅楽文化の展開」/金 羅榮(京都大学大学院 文学研究科博士後期課程)「佐賀藩における藩主室の葬送儀礼に関 する基礎的考察―藩主室の実家との関係を中心に」/宮崎博司(佐賀県文化財課)「絵図からみた唐津城下町の変遷」/相川晶彦(介護福祉士)「佐賀県の農村 舞台」 |
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