鍋島紀久子様(13代直泰夫人)の婚礼調度のピアノ「プレイエル」の音色を楽しむ小音楽会を開催しました。演奏は北島千夏子さん(佐賀市)。プレイエルのピアノを愛用したショパンの演目を中心に、リストや坂本龍一氏作曲「戦場のメリークリスマス」など全11曲を演奏しながら、演奏者自身によるトークで曲や作曲者、曲にまつわる恩師との思い出などもお話しいただきました。優しくも迫力のある素敵な音色が館内に響き渡り、2回の公演あわせて74名の方々にお楽しみいただきました。 |
開催中の展覧会関連イベントの第2弾として、徴古館の2階で雅楽演奏会を行いました。佐嘉神社の御祭神である10代鍋島直正公と11代直大公が深く嗜んだ雅楽について、佐嘉神社 佐野宮司の解説とともに、同社の神職の方をはじめ6名による演奏を間近で体感できる会となりました。2回の公演で参加者は計57名となり、「永きにわたり受け継がれてきた伝統文化を堪能できた」「説明が分かりやすく、親しみを感じた」との感想をいただきました。 |
開催中の展覧会の関連イベントを行いました。当館学芸員による展示解説ののち、佐嘉神社に場所を移し、眞﨑禰宜のご案内により神社の鳥居や拝殿、神門など、創建当時の写真や図面と見比べながら探訪しました。秋晴れの空の下、午前・午後の部あわせて30名の方々にご参加いただき、佐嘉神社の創建や御祭神・直正公に関する様々なエピソードに触れ、「わが町の神社」である佐嘉神社により親しんでいただけるイベントとなりました。 |
郷土佐賀に関する研究を支援する当会研究助成の第22回報告会を佐賀商工ビルで開催しました(参加者 45名)。昨年度に助成を受けた3名と2グループにより、巨石採石技術や鷹狩の文化史的研究、柿右衛門窯の御用注文に関する報告がありました。また、令和4年度に新設した探究活動コースの報告では、指導員の先生や鍋島中学校生徒会の卒業生(令和4年度活動者)による活動報告がありました。後には当財団の秀島敏行評議員と吉住磨子評議員より各報告に対して講評・助言がありました。なお、今回の報告内容を含む研究報告書 第11号は、令和3年度分と合せて今秋に刊行予定です。 |
鍋島報效会では、佐賀県下における文化及び教育の振興や奨励助成を行い社会事業に貢献することを目的に、2種類の助成事業(研究助成/一般助成)を行っています。 |
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