(公益財団法人鍋島報效会所蔵)
文化11年-明治4年(1814-1871)
9代斉直の嫡男(三男)で、天保元年(1830)家督を相続し、本藩第10代藩主となる。室は将軍家斉女盛諱国子、継室は田安従一位斉匡女筆諱建子。儒者古賀穀堂を用い、藩の財政を再建するとともに、西洋文化の積極的な移入をはかり、同時に殖産興業にもつとめ、近代化の先駆けとなり、一躍佐賀藩を雄藩になした。没後、正二位のち従一位が贈られ、私謚は忠宣、法名は綱聖院殿閑叟堯仁大居士。直正より神葬となる。
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