2016年8月 色絵杏葉紋付兎花唐草文喫茶具

色絵杏葉紋付兎花唐草文喫茶具

いろえぎょうようもんつきうさぎはなからくさもんきっさぐ
大正12年(1923)  深川製磁製
(皿)口径18.2 cm 底径11.4cm 高さ1.7cm  (ポット)口径9.4 cm 底径9.7cm 高さ17.7cm
 
大正12年(1923)春、12代侯爵鍋島直映(なおみつ)・禎子夫妻は長男直泰を伴い佐賀に下県された。その滞在中、佐賀市より依のあった10代鍋島直正造営の神野御茶屋寄附されることが表明された。
本資料は、滞在中に佐賀市から鍋島家に献上された1ダースの
喫茶具セット。色絵で兎と花唐草を繊細に描き、ポット・砂糖壺・クリーマー・碗の胴部、皿の表面には鍋島家の家紋である杏葉紋が陽刻であらわされている。深川製磁では「鍋島花兎文」として今日でも大切にされている。


展示案内

本品は「鍋島家伝来磁器展」(平成28年8月22日~11月12日)に出品しました。

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