公益財団法人鍋島報效会 徴古館


2019年7月 桑製若松鶴蒔絵棚付箪笥

2019年

桑製若松鶴蒔絵棚付箪笥

くわせいわかまつつるまきえたなつきたんす
1点 幅80.4cm 奥行41.7cm 高さ112.7cm

飾り棚の機能をあわせもつ桑製の箪笥。箱書きには「永 桑御箪笥  御棚附  若松鶴御蒔絵」とある。」は明治天皇のお印(永印)。金蒔絵で表された根曳きの松と様々な姿の松喰鶴が飛び交う。漆を盛り上げて鶴の羽毛が表されている。
「明治三十年御年玉 后宮様より御献上」という貼紙
により、明治30年(1897)に昭憲皇太后から御年玉として献上されたことがわかる。のち大正元年に明治天皇の御遺物として朝香宮鳩彦王(妃は明治天皇第八皇女 富美宮)が拝領された。朝香宮家の第一王女 紀久子さまが13代鍋島直泰氏に降嫁されたことで鍋島家に伝来した。

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展示案内

本品は「伝来品でたどる鍋島家の歴史 ―佐賀藩主から侯爵へ」展 第1期(5月20日~7月20日)に出品しています。


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