戦国時代に肥前を領した龍造寺隆信公の戦死後は、隆信公のもとで武功を重ねていた義兄弟にあたる鍋島直茂公が国政をリードしました。家臣団統制や文禄・慶長の役への出陣などを通じ、佐賀藩主としての鍋島家の地歩を固めました。
江戸時代の中ごろ以降、その言行は武士道論「葉隠」でも回顧され、歴代藩主の藩政運営においても重視され、明和9年(1772)には直茂公(日峯明神)を祀るため8代藩主鍋島治茂公により日峯社(現在の松原神社)が創設されました。本展では直茂公の没後400年を機に、藩祖としての業績と後世における藩祖顕彰の様相をご紹介しました。
第80回企画展「藩祖鍋島直茂公と日峯社」図録 |
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¥500 平成29年5月発行 A4版 48ページ 佐賀藩主としての鍋島家の地歩を固めた藩祖鍋島直茂公の没後400年を機に、その業績と後世における藩祖顕彰の様相を紹介。 図書に関するお問合せ・ご注文は、 |
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