第42回展 夏の名品展 ―鍋島家と洋画のはじまり

第42回展 夏の名品展 ―鍋島家と洋画のはじまり

 

平成20年5月12日(月) ~ 7月12日(土)

徴古館再開10周年記念展の第1弾として開催した当館初の洋画展。日本洋画史上初期に位置づけられる百武兼行の「マンドリンを持つ少女」や「鍋島直大像」などで11代鍋島直大・胤子夫妻に随行して渡欧した百武の洋画研究の契機を探り、また高木背水が描いた鍋島家の人々の肖像画も初めて一堂にご紹介しました。

 

展示風景

   

 
 
   

 

出品目録

【46件57点】 所蔵はすべて財団法人鍋島報效会

・4201 ガラス金魚鉢  1点 明治20 (1887) 年  精煉所
・4202 ガラス金魚鉢  1点 明治20 (1887) 年  精煉所

・4203 鍋島直大像  1面 明治15 (1882) 年  百武兼行筆
・4204 鍋島直大像  1面 大正時代中~末頃  高木背水筆
・4205 鍋島栄子像  1面 昭和5年(1930)  高木背水筆
・4206 マンドリンを持つ少女 1面 明治12年(1879)  百武兼行筆
・4207 鍋島直正肖像 1幅 明治時代(19世紀)  高木背水筆ヵ
・4208 鍋島直正像 1面 明治時代前期  百武兼行筆ヵ
・4209 染付鯉滝登図皿 10枚 享保11年(1726)  有田製
・4210 色絵山水花鳥文大皿(色絵祥瑞) 1枚 江戸時代前期 中国・景徳鎮窯  初代鍋島勝茂所用
・4211 城のある風景 1面 明治9年(1876) 百武兼行筆
・4212 鍋島直大肖像(和服姿) 1面 近代 高木背水筆ヵ 11代鍋島直大所用
・4213 松平慈貞院肖像 1面 明治時代 高木背水筆ヵ 慈貞院(貢姫、健子)所用
・4214 鍋島栄子肖像(日赤篤志看護婦人会服装) 1面 近代 高木背水 筆 11代鍋島直大夫人栄子所用
・4215 鍋島栄子肖像(和服姿) 1面 明治時代   高木背水筆ヵ 11代鍋島直大夫人栄子所用
・4216 鍋島禎子肖像  1枚 明治時代 高木誠一筆ヵ
・4217 鍋島禎子肖像  1枚 明治時代 高木誠一筆ヵ
・4218 鍋島(柳澤)尚子肖像 1面 大正時代 高木背水筆ヵ
・4219 鍋島直映肖像 1枚 明治32年10月(1899) 高木背水(誠一)筆 
・4220 成富清風肖像写真 1面 明治時代
・4221 鍋島直大・栄子集合写真(ローマにて) 1面 明治時代(19世紀) 11代鍋島直大夫人鍋島栄子所用
・4222 胤子遺物(詠草・刺繍・短冊・書ほか) 76点 明治9年~15年頃 11代鍋島直大夫人胤子所用
・4223 金魚文七宝花瓶 台付 1口 明治時代~大正時代(19世紀末-20世紀初)
・4224 カーマスコット(イスパノ・スイザ用) 3点 近代(1928) ルネ・ラリック作 13第鍋島直泰所用
・4225 染付藤棚に風鈴五段重 1組 江戸時代末期~明治時代初期 有田焼 または 大川内焼
・4226 染付金魚文三足鉢 1口 明治時代中期 香蘭社製
・4227 色絵茶碗 台共 2組 17世紀(1650) 有田岩谷川内窯 初代鍋島勝茂所用
・4228 色絵山水花鳥文大皿 1枚 江戸時代前期(1640-50) 肥前・有田窯 初代鍋島勝茂所用
・4229 金魚文舟形皿 1枚 江戸時代中期(1790~1820) 鍋島藩窯 

ページ上部へ戻る

トップページへ戻る