佐賀県内の博物館第一号として昭和2年(1927)に開館した徴古館。
94年を経た建物の1階部分を展示室として、鍋島家伝来品を公開しています。
※企画展の開催期間のみ開館(常設展示はありません)
現在、展示替えのため休館中です。
次回の展覧会は6月18日(土)より開催予定です。
江戸時代、将軍家や各地の諸大名たちは婚姻関係を結ぶことで他家との関係性を強めていきました。鍋島家も将軍家をはじめとした徳川一門や上杉家、宇和島伊達家、鳥取池田家など各地の大名家と縁戚関係を結び、その広さは日本全国に及びます。現代でも、鍋島家から嫁いだお姫さま縁の品々がその地域の歴史や文化を伝える資料として大切にされています。
本展覧会では、佐賀と他の地域とのご縁をつないだお姫さまたちについて、徴古館に伝わる資料をひも解きながらご紹介します。ご覧になった方にとって、本展覧会がいろいろな地域の方とのお話のきっかけになりましたら幸いです。