第19回展 侯爵鍋島家のくらし展Ⅰ
平成14年8月26日(月) ~ 10月5日(土)
東京永田町(関東大震災以降は松濤)の侯爵鍋島邸において用いられた陶磁器や漆器、銀器類を中心に、侯爵家時代の暮らしを物語る資料を、当時の写真を織りまぜながら紹介しました。
関連図書
出品目録
- 松林図刺繍扁額 1面 竪91.7 横132.9 絹本刺繍 額装 明治時代
- 花鳥図刺繍扁額 4面 (一面) 竪110.8 横32 絹本刺繍 額装 近代
- 渓流図織物衝立 1基 竪122.5 横78 近代
- 染付御紋透し花瓶 1対 口径15.6/15.3 高さ22.9/22.2 明治25年
- 熾仁筆「惟敬惟誠」四字書扁額 1面 竪58.6 横182.5 絹本墨書 額装 有栖川宮熾仁親王(1835-95) 筆
- 松にカチガラス図屏風 1隻 竪177.7 横177.6 紙本墨画 二曲屏風装 鍋島直映 筆
- 染付鳳凰文様大花瓶 1口 口径28.4 高さ69 深川製磁
- 杏葉紋付椅子 2脚 高さ90 大正末〜昭和初期
- 食器類(直大使用品) 1揃 (懸盤)39×38.5×19.8
- 上絵草花文洋食器 1揃 (台付丸鉢) 口径28 高22.8 大樽窯・平林伊平 明治2年頃〜20年代
高台内に上絵赤「肥前有田/平林製」銘
- 染付御紋散洋食器類 1揃 (肉皿)口径21.5 高さ2.7 香蘭社 大正14
- 御紋付銀・ガラス食器類 1揃 (温器野菜鉢) 口径24.4 高さ15
- 御紋付グラス類 1揃 (シェリーグラス) 口径4.5 高さ11 大正〜昭和時代
- 色絵小手毬文三足輪花皿 1枚 口径26.2 高さ8 深川製磁 明治後期~大正
- 染付金魚文三足鉢 1口 口径31 高さ10 香蘭社 明治時代中期
- 色絵琴高仙人文鉢 1口 口径22.5 高さ8.7 10代今泉今右衛門 大正14年
箱書(裏)「乙紐冬/今右衛門(印)」
- 黒塗芦蒔絵吸物椀 1揃 口径11.7 高さ9 蓋裏に「景文(印二顆)」
身はすべて同じ芦蒔絵であるが、蓋の図様は各々異なり、‘稲穂に雀’‘朝顔に蟷螂’‘撫子に蜻蛉’‘菊花に蝶’といった花鳥を描く
- 鍋島緞通 蟹牡丹唐草文 縁七宝繋ぎに小雷文 2枚 竪186.8 横93.7 江戸〜明治前期
- 鍋島緞通 亀甲に蝶花文 縁二重雷文 1枚 竪176.4 横94.1 大正時代
- (参考)古写真類パネル 17枚 侯爵鍋島家の人々のスナップや永田町邸内の様子、松濤邸での園遊会など