収蔵品紹介

呉器茶碗 銘 嵯峨野

ごきちゃわん めい さがの

呉器は椀形の高麗茶碗の一種で、五器、御器とも記す。いずれも胎土は細かく鉄分を含んでいることから赤みを呈すことが多く、薄手で端正、丈も高く、且つ外に開いた撥高台が特色とされる。本品も総体に淡紅色を呈すことから紅葉呉器と呼ばれる手のもので、呉器茶碗のなかでも最上手とされる種類である。

李朝時代中期(16世紀)

初代藩主鍋島勝茂 所用 伝来
高9.3cm 口径14.1cm 高台径5.7cm

掲載図録

●図録「鍋島家伝来陶磁器名品展」(平成25年)


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