公益財団法人鍋島報效会　徴古館

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平成26年5月19日(月)　～　7月5日(土)　

17歳で10代佐賀藩主となった鍋島直正公(1814～71／幼名：貞丸)は、48歳で隠居するまで、財政の立て直しや経済の活性化、科学技術革新による軍事力の増強など藩の新規事業を積極的に推進した「名君」として知られています。
この若き名君は、いかにして誕生したのでしょうか。両親である9代藩主鍋島斉直夫妻をはじめ、お付きの老女磯濱や、学問上の教育係である侍講の古賀穀堂からどのように育てられ、また彼らに対して直正はどのような想いを抱いていたのか…。
本展では、直正公の生誕200年を記念し、生い立ちから藩主就任までのあゆみを、周囲の人物と関わりを通じてご紹介しました。

展示風景

関連図書

• 図録『生誕200年記念展　鍋島直正公』公益財団法人鍋島報效会 平成26年　[￥1,000]

出品目録

• 1　鍋島系図　1冊　明治時代前期　公益財団法人鍋島報效会(鍋111-26)
• 2　直正公譜 巻一　1冊　千住大之助 編　明治11年(1878)　公益財団法人鍋島報效会(鍋113-40)
• 3　鍋島直正公一代記のうち、「第四図 公駕籠ヲ降リテ暴風被害者ヲ劬ハリ給フ図」    17枚のうち1枚　北島兵一 筆　昭和時代初期　公益財団法人鍋島報效会
• 4　溜池御屋敷御殿向其外御絵図　1舗　江戸時代後期　公益財団法人鍋島報效会(絵図・全-938)
• 5　鍋島直正公一代記のうち、「第一図 御附女中磯濱貞丸様ノ遊戯ヲ監視スル図」    17枚のうち1枚　北島兵一 筆　昭和時代初期　公益財団法人鍋島報效会
• 6　磯濱像　1幅　古川松根 筆　鍋島直正 賛　嘉永3年(1850) 個人蔵
• 7　官私要録　1冊　古賀穀堂 筆　文政6年(1823) 公益財団法人鍋島報效会
• 8　斉直公御代請役所江相達候書付控　1冊　文政4年(1821)　公益財団法人鍋島報效会(鍋332-9)
• 9　鍋島直正書簡(貢姫宛)　1通　鍋島直正 筆　嘉永5年(1852)　個人蔵
• 10　鍋島直正書簡(貢姫宛)　1通　鍋島直正 筆　嘉永6年(1853)　個人蔵
• 11　古賀穀堂像　1幅　北島兵一 筆　昭和初期　公益財団法人鍋島報效会
• 12　鍋島直正詩書　1幅　鍋島直正 筆　文政7年(1824)～文政13年(1830)　公益財団法人鍋島報效会
• 13　貞丸様御附頭其外江相渡置候書附写　1冊　文政7年(1824)　公益財団法人鍋島報效会(鍋063-17)
• 14　古川松根筆記　1冊　古川松根 著　江戸時代後期　公益財団法人鍋島報效会(鍋109-7)
• 15　超然閣稿　1冊　鍋島直正 作詩　文政10年(1827)跋語　公益財団法人鍋島報效会
• 16　熈春園稿　1冊　鍋島直正 作詩　江戸時代後期　公益財団法人鍋島報效会
• 17　古賀穀堂書簡(横尾左内宛)　1通　古賀穀堂 筆　文政6年(1823)頃ヵ　個人蔵
• 18　斉正公御事蹟　1冊　江戸時代後期ヵ　公益財団法人鍋島報效会(鍋112-5)
• 19　古賀穀堂墓碑拓影　1幅　古賀とう庵 撰　川上由 書　天保14年(1843)撰文　公益財団法人鍋島報效会
• 20　桜田御屋鋪指図　1舗　嘉永3年(1850)　公益財団法人鍋島報效会(絵図・全-934)
• 21　鍋島直正公御実歴一百図のうち、「第十図 貞丸世子ト盛姫君トノ婚儀」　1帖　北島兵一 筆　昭和8年(1933)　公益財団法人鍋島報效会
• 22　清風楼日録　1冊　古賀穀堂 筆　文化13年(1816)　公益財団法人鍋島報效会
• 23　盛姫御入輿受入れ準備関係書状(写)　1冊　文政8年(1825)　公益財団法人鍋島報效会(鍋873-30)
• 24　溜池御引移其外手続(写)　1冊　文政8年(1825)　公益財団法人鍋島報效会(鍋832-4)
• 25　出仕差扣候一件書附其外扣(写)　1冊　文政9年(1826)　公益財団法人鍋島報效会(鍋311-3)
• 26　盛姫君様御入移 若殿様御婚礼録　6冊　江戸時代後期　公益財団法人鍋島報效会(鍋021-38、鍋873-29、鍋873-35)
• 27　極密江戸贈答書附(写)　1冊　文政9年(1826)　公益財団法人鍋島報效会(鍋311-2)
• 28　盛姫筆書画　2幅　盛姫 筆　江戸時代後期　公益財団法人鍋島報效会
• 29　類題和歌補闕　6冊　盛姫 書写　江戸時代後期　公益財団法人鍋島報效会
• 30　雅楽譜　1帖　盛姫 書写　江戸時代後期　公益財団法人鍋島報效会
• 31　鴛鴦模様紙挟　1点　盛姫 作　江戸時代後期　公益財団法人鍋島報效会
• 32　潜窩甲申文稿　1冊　古賀穀堂 筆　文政8年(1825)　公益財団法人鍋島報效会
• 33　黒漆塗杏葉紋散柄鏡箱　1合　盛姫 所用　江戸時代後期　公益財団法人鍋島報效会
• 34　鍋島斉直像　1幅　江戸時代後期　公益財団法人鍋島報效会
• 35　烏帽子　1頭    鍋島斉直 所用　江戸時代後期　公益財団法人鍋島報效会
• 36　刀　銘 包真(黒蝋色塗杏葉紋散打刀拵 共)　1口　鍋島斉直 所用　室町時代中期    公益財団法人鍋島報效会(佐賀県立博物館・美術館寄託)
• 37　銀製煙管(黒漆塗位牌形箱 共)　2本　鍋島斉直 所用　江戸時代後期　公益財団法人鍋島報效会
• 38　寿老人図　1幅　鍋島斉直 筆　江戸時代後期　公益財団法人鍋島報效会
• 39　鍋島斉直印　1顆　鍋島斉直 所用　江戸時代後期　公益財団法人鍋島報效会
• 40　雨中伽　1冊　堤範房 著　文化9年(1812)序　公益財団法人鍋島報效会(鍋070-2)
• 41　茶杓　1本　水谷義閑 作　江戸時代中期　公益財団法人鍋島報效会
• 42　贈正二位様御道具類引送帳　1冊　明治5年(1872)　公益財団法人鍋島報效会(鍋090-5)
• 43　真塗手桶　1合　鍋島治茂 所用　江戸時代中期～後期　公益財団法人鍋島報效会
• 44　斉直公御代仰出　1冊　江戸時代後期　公益財団法人鍋島報效会(鍋325-16)
• 45　和歌書 「夕帰雁」　1幅　九代藩主鍋島斉直室幸姫 筆　江戸時代後期　公益財団法人鍋島報效会
• 46　村梨子地杏葉紋揚羽蝶紋散鼻紙台　1基　九代藩主鍋島斉直室幸姫 所用　江戸時代後期　公益財団法人鍋島報效会