なべしまなりなおぞう
一幅 江戸時代後期
絹本着色 掛幅装 竪119.2cm 横55.6cm
9代佐賀藩主鍋島斉直(1780-1839)の文化・文政期は、慢性的な財政難のなか全国的にも豪奢な生活が目立った時代だった。嫡男の鍋島直正が10代藩主を継ぐ前年の文政12年(1829)、斉直は前髪を取り剃髪した。藩主就任後すぐに藩内の質素倹約を表明した直正だが、佐賀城三の丸で暮らす斉直の生活には不自由を感じさせないよう隠居料などを別格に取り計らった。
本品は10代藩主鍋島直正公生誕200年記念・第66回展「幕末佐賀 名君誕生」(平成26年5月19日~7月5日)に出品します。
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