佐賀城は、戦国時代に龍造寺氏が経営した村中城を、慶長年間に整備拡張した鍋島直茂・勝茂父子によって築かれました。1611年(慶長16年)には初代佐賀藩主・鍋島勝茂が新築された本丸御殿に入城しており、それから2011年が400年の節目を迎えるのを記念した展覧会。本展では、構想から展開、中止まで築城の過程を辿り、佐賀城で過ごした鍋島家の人々を紹介するとともに、龍造寺隆信、鍋島直茂・勝茂、成富兵庫茂安などの人物を通じ、築城時の佐賀城の姿と「鍋島直茂・勝茂の時代」の息吹を感じていただいた。
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*印はパネル展示