江戸時代の約260年にわたり佐賀藩を治め続けた鍋島家。幕末には10代藩主鍋島直正公のもと財政再建や殖産興業、西洋科学技術の積極的な導入が行われ、佐賀藩は一躍雄藩となりました。そして11代直大公の時代に明治維新を迎え、侯爵を授かり皇室の藩屏となりました。
令和6年の徴古館では、通常展として鍋島家に伝わった様々な時代・分野の歴史資料や美術工芸品を鍋島家の歴史とともにご紹介いたしました。
(会期中に展示替えを行いながら、約120件の資料を公開しました。)
鍋島直大所用 懐中時計
深堀家文書
蒸気車雛形
色絵茶碗 台共
貢姫宛て鍋島直正書簡
ボンボニエール
染付唐草杏葉紋散洋食器
色絵葛竹垣文皿
染付菊文角皿
染付大根文変形小皿
染付萩文輪花皿
染付金魚文舟形皿
小袖地バッスル・ドレス
牙彫バナナ置物
紅地立涌に花卉文様小袖
浅葱地御簾に葵文様縫箔
刀 銘「備前国住則広」
和歌書「夕帰雁」
鍋島直正詩・直大書(写)
黒漆塗杏葉紋散梅唐草文蒔絵鏡建・鏡
黒漆塗雷文花枝円文散
沃懸地海老手箱
蔦螺鈿蒔絵桐火鉢
諸家団居馬験昇図
野尻湖秋景図
松林図刺繍扁額
鍋島系図
刀 無銘
梨子地杏葉紋付糸巻
刀 銘「包真」
牙彫猫牡丹置物
牙彫猿の桶作り置物
牙彫燈籠に小犬置物
牙彫鶏置物
牙彫子供之像
牙彫傘持ち子守人形
牙彫子守女像
牙彫老婦伝養之像置物
牙彫子供と鶏置物
牙彫酸漿置物
牙彫苞苴蜆置物
牙彫双鶏置物10月28日(月)は徴古館の創設97周年を記念し、無料開館日としました。
また、100周年に向けたオリジナルステッカーの配布を開始しました。
