収蔵品紹介

紫地竹模様袷狩衣

むらさきじたけもようあわせかりぎぬ

狩衣は能装束の一つで、神や大臣、天狗、鬼など威厳のある強い役に用いられる。本品は裏地のある袷の狩衣で、深みのある紫の繻子地に金糸で織りあらわされた竹が映える。前身頃にはまっすぐに伸びる三本の竹幹を、両袖には瑞々しく茂る竹葉をあらわし、明快で力強い意匠となっている。

江戸時代中期〜後期(18-19世紀)


丈162.0cm 裄98.0cm

掲載図録

●「大名から侯爵へ ―鍋島家の華」(平成19年)


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