収蔵品紹介

平目地梅樹蒔絵鞍

ひらめじばいじゅまきえくら

前輪・後輪の表面は平目地、内側と居木表は梨子地。剥落部から居木が元は黒漆塗、両輪縁が金地であることがわかる。金銀の高蒔絵、銀金貝、付描、金切金、極付などの技法で梅樹を描く。居木裏に陰刻銘「明暦元年 三月十日 政也(花押)」、「榎本富久(花押)」の平蒔絵銘(花押は朱漆銘)が後輪右内側下端にある。

明暦元年(1655) 蒔絵は18世紀


(前輪)高27.3cm 馬挟32.7cm 中央幅7.2cm 厚3.5cm 居木幅9.1cm 居木長39.1cm (後輪)高25.8cm 馬挟38.4cm 中央幅8.0cm 厚3.8cm 乗間34.8c


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