収蔵品紹介

菊御紋付化粧道具

きくごもんつきけしょうどうぐ

明治天皇の御遺物として大正元年(1912)12月、侯爵鍋島家に下賜された化粧道具。ビロード貼の箱の蓋中央に鼈甲製の菊御紋を配し、内部には鼈甲をふんだんに用いた櫛やブラシ、鏡、爪磨きなどを収める。佐賀藩最後の藩主となった11代鍋島直大は英国留学を経たのち駐伊特命全権公使、元老院議官兼式部頭、貴族院議員、宮内省式部長官、宮中顧問官等の要職を歴任し、天皇の信頼も厚かったという。

明治時代

11代鍋島直大  伝来
竪42.5cm 横62cm 高13.5cm


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