収蔵品紹介

牙彫雛祭之図

げぼりひなまつりのず

男雛を左手に、叩を右手に持ち、雛祭りの準備に取りかかる女性を表した象牙彫りの像。底面に陰刻銘「満さ女」、貼付紙墨書「登山」。明治天皇の内親王である朝香宮允子妃が大正3年(1914)9月26日に、昭憲皇太后(明治天皇の皇后)の御遺物として拝領したもの。允子妃の第一王女紀久子は昭和6年(1931)に鍋島家13代当主直泰へ降嫁している。

明治時代

朝香宮允子妃 伝来
(像)高28.5cm (台)竪15.3cm 横18.6cm 高10.4cm


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