収蔵品紹介

銀製夕顔型花器

ぎんせいゆうがおがたかき

中央に菊御紋を配した夕顔型花器。基台となるツタの流麗な曲線が美しく、そこからのびる五つの夕顔の花そのものに花を活けるという、斬新なデザインである。一方で葉は夕顔のそれではなくユリ科植物の形状をしており、写実とデザイン性の融合した作品といえる。箱書に「鶴印 御紋付夕顔型五本立銀製御花盛器」とあり、朝香宮鳩彦王の所用であることが分かる。

明治~大正時代

朝香宮鳩彦王 伝来
高30.1cm 幅39.2cm 奥行22.5cm


  • 収蔵品トップへ
  • 収蔵品一覧へ
  • 前の収蔵品へ
  • 次の収蔵品へ

ページ上部へ戻る