収蔵品紹介

花車曳き人形

はなぐるまひきにんぎょう

牡丹や枝垂れ桜を飾った花車を曳く御所人形。御所人形とは頭が大きく体の丸々とした幼児の人形で、木彫や練物などで素地をつくり、膠をまぜた胡粉を何度も塗り重ね磨いて仕上げる。これは11代鍋島直大・栄子夫妻が明治40年(1907)に新調した8体の人形のうちの一つで、ふくよかな体躯と白く輝く地肌、利かん気な表情が魅力的な御所人形である。

明治40年

鍋島栄子  伝来
高32.3cm

掲載図録

●「鍋島家の雛あそび」(平成14年)


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