収蔵品紹介

白繻子地観世水文様縫箔

しろしゅすじかんぜみずもんようぬいはく

白繻子地の全面に繊細な観世水を銀摺箔であらわす。流水からのぞく葉は萌葱・浅葱・紅・紫の色糸で端正に刺繍されており、控えめな表現にかえって風情がある一領。刺繍部分が少なく「縫入の摺箔」ともいえる。

江戸時代中期


丈150.0cm 裄67.0cm

掲載図録

●「大名から侯爵へ ―鍋島家の華」(平成19年)


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