2011年6月 杏葉紋付円鏡

杏葉紋付円鏡 

杏葉紋付円鏡

ぎょうようもんつきえんきょう

江戸時代初期/初代藩主・鍋島勝茂所用
竪45.3cm/銘 天下一山際近江守

白銅製の大円鏡で、藩主の御道具にふさわしい堂々たる品。箱には「泰盛院様御道具」との貼紙があり、初代藩主鍋島勝茂の御道具である。鏡背には古様の花杏葉紋が大きく打ち出されている。鍋島本家の家紋はのちに筋杏葉紋に定まるが、約400年前の時期はこの本鏡のような花杏葉紋を藩主も用いていたことが分かる好資料である。

 

 

2011年が1611年(慶長16年)の佐賀城築城から400年の節目にあたるのを記念して、徴古館では第53回展「鍋島直茂・勝茂の時代」展(5月30日[月]~7月30日[土])、第54回展「歴代藩主と佐賀城」展(平成23年9月26日[月]~12月3日[土])を開催しました。この資料は第53回展「鍋島直茂・勝茂の時代」展で出品いたしました。