2014年3月 犬張子

犬張子

いぬはりこ
明治時代末期~昭和初期  鍋島紀久子 所用  (各)幅12.4cm  高 8.5cm

犬をかたどった張子の置物で、犬筥(いぬばこ)ともいう。犬が多産であることなどにあやかり、中世以降に出産時のお守りとして犬張子を用いる風があった。やがて江戸時代の婚礼道具にも用いられ、安産のお守りや幼児の息災祈願のために飾られた。本品は松竹梅や鶴、扇などで彩られた、雛道具としての犬張子。