第78回展 幕末佐賀の家老たち

第78回展 幕末佐賀の家老たち展

平成28年12月5日(月) ~ 平成29年1月22日(日)

幕末佐賀藩を率いた10代藩主鍋島直正公。その生誕200年にあたる平成26年から銅像再建に向けた募金活動の結果、平成29年3月には佐賀城二の丸跡にその英姿が甦ることとなりました。銅像は直正公個人を顕彰するとともに、藩の歴史を象徴する存在となることでしょう。
幕末佐賀藩は長崎港の警備に最も力を注ぎ、強大な軍事力を背景に雄藩へと駆け上ります。その原動力は、直正公の圧倒的なリーダーシップと藩士たちの働きでした。
本展では、藩内の融和を目指した直正公と、その意を受けて動いた家老たちについて、嘉永6年(1853)頃までの長崎警備を中心にご紹介しました。
*「家老たち」とは …佐賀藩では、小城蓮池鹿島の三家をはじめ、親類(4家)・親類同格(4家)家老(6家)着座などの家格が設けられていました。狭義の「家老」は親類同格と着座の間の家格の家々を指しますが、本展では広く着座以上の大身家臣(重臣)を指す呼称として用いています。

展示風景

   

 
 
   

 

 図録

¥500

平成28年12月発行
A4版 48ページ

詳細はこちら

図書に関するお問合せ・ご注文は、
お電話・メール等にて受け付けております。
電話:0952-23-4200 メール:info@nabeshima.or.jp



 

おもな出品資料


長崎表調練図

 


諸家団居馬験昇図

 


鍋島直正公御実歴一百図


鍋島直正像
 
  鍋島茂真(安房)像
〈パネル〉
 
清陰君拝鞍鐙奉賀文

静春堂賞花(直正書)
佐賀城本丸歴史館所蔵
 
多布施公儀石火矢鋳立所図
 
鍋島直正和蘭船乗込図

佐賀城本丸差図
 
蒸気車雛形
 
蒸気船雛形(外輪船)

直正公譜
 
弘化二巳年総着到
 
御目通并公用諸控

古川松根筆記
 
四郎島御台場図
 
野人亭稿(鍋島直正漢詩集)

惣番秩禄
 
西肥聞書
 
私記(池田半九郎日記)

奉賀国宰清陰君
世賜徽章序并詩頌
 
白帆注進外国船出入注進

   

 

出品目録 

※特記のないものはすべて公益財団法人鍋島報效会所蔵

 

ページ上部へ戻る

トップページへ戻る