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第22回展 小袖と装身具
第22回展 小袖と装身具
平成15年4月14日（月） ～ 6月20日（金）
鍋島家の女性の身を飾った小袖と華やかな装身具の数々を紹介しました。緻密な刺繍と染めによる御所解文様の小袖、鼈甲製や銀製、蒔絵の意匠を凝らした髪飾、姫君お手製の紙入れや紙挟、婚礼調度のひとつでもある豪華な蒔絵をほどこした化粧道具の数々は大部分が初公開でした。
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出品目録
- 白地紗綾形に花卉文様小袖 1領 江戸時代後期 身丈177.0 裄63.0 白綸子地、裏は紅絹 裾に厚く綿入り
- 紅地花車文様小袖 1領 江戸時代後期 身丈173.0 裄60.5 紅綸子地（地文は蘭菊折枝文）、裏は紅絹、綿入り
- 紫地御所解文様小袖 1領 江戸時代後期 身丈175.0 裄62.5
- 萌黄地御所解文様小袖 1領 江戸時代後期 身丈164.0 裄60.7 萌葱縮緬地、裏は紅絹、綿入り
- 櫛・笄・簪 31点 11代直大継室栄子遺品。 鼈甲や銀製、蒔絵の髪飾
- 竹文様紙挟 1点 筆姫(10代直正継室)の手細工
- 紙挟 2点 盛姫(10代直正室)・慈貞院(10代直正女)の手細工 いずれも禎子(12代直映室)へ御お譲りもの
- 蝶に牡丹文様紙入 1点 禎子所用 内容品は携帯の化粧道具や裁縫具
- 筒守 2点 江戸時代 首から掛ける、筒型の御守入れ
- 梨子地九曜紋散松橘蒔絵大角赤手箱 1合 江戸時代中期 37.8×29.3×23
- 梨子地九曜紋散山水蒔絵手箱 1合 江戸時代中期 25.5×19.8×18
- 村梨子地杏葉紋揚羽蝶紋散鼻紙台 1基 江戸時代後期 19.7×29.3×22.7
9代斉直室姚姫(鳥取藩池田家)婚礼調度の一つか - 紫檀団扇花鳥蒔絵鼻紙台 1基 明治時代 15.3×27.6×27.7
- 黒塗謡番組蒔絵鼻紙台 1基 明治時代 18×26.4×23.2
- 黒塗草花折枝蒔絵鼻紙台 1基 明治時代 16.6×24.3×20.9
- 黒塗雪薄竹に雀紋桜枝散蒔絵厨子棚 1基 江戸時代中期 42.3×128.6×78.5
7代重茂室源姫（仙台藩伊達家）婚礼調度の一つか - 黒塗杏葉紋散柄鏡箱 1合 径24.4長36.6 もとは盛姫(10代直正室、11代将軍家斉女)の葵紋付柄鏡が入っていた
- 黒塗杏葉紋付柄鏡箱（鏡入） 1合 径20.4長30.3 鏡背に「津田薩摩守家重」
- 黒塗杏葉紋付柄鏡箱（鏡入） 1合 径13.3長23.8 鏡背に「大下一因幡守」
- 黒塗杏葉紋散蒔絵衣桁 1基 明治時代 高137
- 黒塗杏葉紋散折鏡建 1基 明治時代 高50.5 11代直大継室栄子の遺品
- 黒塗杏葉紋付広蓋 1枚 明治時代 41.8×67.3×9.7
- 黒塗杏葉紋付盥・湯桶 1組 明治時代 盥径53,6高19
- 紅地松鶴鳳凰文様袱紗 1枚 130×120
- 紅地杏葉紋散唐草文様袱紗 1枚 120.5×120.5
- 紅地松鶴扇面桐鳳凰文様袱紗 1枚 45.5×43
- 臙脂地網代松波千鳥文様袱紗 1枚 43.5×41
- 鍋島緞通 蔓牡丹文 七宝地 縁二重雷文 1枚 江戸〜明治前期 189.0×93.0