当館では、2023年8月16日(水)より新しいミュージアムグッズの販売を開始いたしました。
「佐賀鍋島 杏葉紋せんす」は、爽やかなブルーとパールホワイトが清廉な印象を与える、個性的なデザインの扇子です。ブルーに白抜きで表されている模様は、侯爵鍋島家(旧佐賀藩主)の邸宅で用いられた「染付唐草杏葉紋散洋食器」(大正~昭和時代/香蘭社製)の図柄をもとにアレンジしたもので、鍋島家の家紋・杏葉紋(ぎょうようもん)と唐草文様を組み合わせた特別なデザインです。
明治時代以降、鍋島家の邸宅は佐賀ではなく東京にありましたが、邸内では有田の香蘭社に特注して作られた、数十名での会食にも応えられる揃いの洋食器が用いられていました。
本品は、京扇子の柔らかな風とともに、鍋島家と佐賀との深いつながりが感じられる、佐賀ならではのデザインの扇子です。
扇骨:白竹、長さ22cm(男女兼用)
扇面:和紙(パール刷り/シルクスクリーン)、片面デザイン
紙箱入り(扇子袋なし)
製造:宮脇賣扇庵(京都市/文政6年創業)
鍋島家伝来品のデザインを生活の中に取り入れた、佐賀らしいグッズをご提供いたします。
日常のワンシーンや会話のきっかけに、佐賀の歴史や文化を添えてみませんか?
ご不明な点は鍋島報效会までお尋ねください。
電話・FAX 0952-23-4200 メール info@nabeshima.or.jp