平成27年7月6日(月) ~ 9月12日(土)
佐賀が最も輝いていた幕末。藩主鍋島直正公と藩士たちが最も力を注いだ事業が長崎警備のための軍事改革でした。
鎖国政策のもと西洋の船が唯一来航した長崎の港。江戸幕府の指示のもと佐賀藩の最重要任務として200年以上続けられた長崎港の警備。直正公は200年の伝統の何を変えたのか。戦術刷新や大型大砲の製造に続き、直正公は藩士に命じます。「蒸気軍艦を入手せよ!!」
なぜ、直正公は蒸気船入手を命じたのか。なぜ、三重津海軍所は必要だったのか。初公開となる直正公直筆の藩士への指示書や娘(貢姫)への手紙、10年ぶりに一堂に公開される蒸気機関雛形など鍋島家伝来資料を通じて、直正公のダイナミックな思想と佐賀藩の挑戦的な事業をご紹介しました。
展示風景
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出品目録
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