収蔵品紹介

文化御城下絵図

ぶんかごじょうかえず

現存する佐賀御城下絵図のなかで、もっとも時代が下る絵図。重臣の屋敷地の人名に基づき1810年頃と推定した。鬼丸の御茶屋(十五御茶屋)、北堀端の御石火矢方、松原小路の藩校・弘道館など、新しい要素は注目される。武家地における各屋敷地の記載に関しては、本丸・二之丸・三之丸・西之丸などの政庁機関や欄干茶屋、松原神社などの公的機関や神社で記載が見られないものがある。

文化年間(1810頃)


竪102cm 横142cm

掲載図録

●図録「御城下絵図に見る佐賀のまち」(平成21年) ●図録「御城下絵図を読み解く」(平成22年)


掲載図録はこちら(●図録「御城下絵図に見る佐賀のまち」(平成21年) ●図録「御城下絵図を読み解く」(平成22年))

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