収蔵品紹介

色絵菊梅樹文貼付透彫鳥篭

いろえきくばいじゅもんはりつけ すかしぼりとりかご

明治10年(1877)に開催された第1回内国勧業博覧会の出品目録并解説書・褒状写(明治行政資料)に、大川内村光武彦七製造の「鳥籠 磁 梅折枝付亀甲透シ 壱個/花生 磁 梅折枝付 壱対」とあるのが本品に相当すると考えられている。光武彦七は捻細工を得意とした鍋島藩窯の御細工屋工人で、廃藩置県後、藩の保護をなくした鍋島焼が絶えるのをみかねて、明治10年鍋島家内庫所の補助をうけ、同12年に有志三人で精巧社を設立した。

明治時代
大川内

総高67.7cm 胴径36.5cm

掲載図録

●図録「鍋島家伝来陶磁器名品展」(平成25年)


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