公益財団法人鍋島報效会　徴古館

第40回展　吉祥の美

平成20年1月7日（月）　～　2月1日（金）

「吉祥（きっしょう）」とは、「この上なくおめでたいこと・おめでたい前兆」を意味します。本展では新春にふさわしく、富や長寿、子孫繁栄や夫婦円満など、さまざまな願いがこめられた吉祥模様の絵画や装束、漆器や陶磁器などを紹介しました。また平成20年（2008）の干支である鼠にちなんだ「鼠嫁入蒔絵盃」（江戸時代の高名な蒔絵師・原羊遊斎作）や、若菜下・六条院の女楽の場面を描いた源氏図屏風なども展示しました。

展示風景

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出品目録

竹図･源氏図屏風　1隻　江戸時代(19世紀)　住吉弘延筆
浅草歳末・歳旦図　2幅　江戸時代(18-19世紀)　歌川豊國筆
唐獅子牡丹図　3幅対　揺月素真筆
源氏香図　1帖　享保10 (1725)年　空華忍鎧筆
朱漆塗鼠嫁入蒔絵盃　4枚　江戸時代後期(19世紀)　原羊遊斎作
毛作り人形のうち鼠　1点　明治時代(19世紀)　鍋島栄子所用
笙（笙本袋共）　1揃　幕末(19世紀)　鍋島直大所用
紅地桐唐草鳳凰文様舞衣　1領　江戸時代中～後期(18-19世紀)
紅縮緬地藤松菊亀文様振袖　1領　幕末～明治時代(19世紀)　鍋島栄子所用
縹平絹地松竹鶴亀摺箔　1領　文久元(1861)年　池田幸子所用
梨子地菊慈童蒔絵硯箱　1合　江戸時代後期(18-19世紀)
梨子地九曜紋散山水蒔絵手箱　1合　江戸時代中期(18世紀)
梨子地松竹梅鶴亀蒔絵碁盤　碁笥添　1組　江戸時代中期(18世紀)
黒漆塗謡曲蒔絵煙草盆　1基　江戸時代後期(19世紀)　鍋島禎子所用
梨子地鴛鴦蒔絵州浜形茶筥　1合　江戸時代(19世紀)　朝香宮鳩彦所用
紅地金襴宝尽模様守刀袋　1揃　昭和時代(20世紀)　鍋島紀久子所用
堆朱菊文香合　1合　清時代(17世紀)　伝張成鍋島勝茂所用
色絵龍鳳凰文香炉　1合　明治時代(19世紀)　有田昭憲皇太后より拝領、朝香宮允子所用
唐銅龍浮彫三足花瓶　1点
菊御紋付牡丹孔雀象嵌銀製花瓶1対　明治時代(19世紀)　金沢銅器会社製　明治天皇より拝領、　鍋島直大所用
黒漆塗裏白南天譲葉蒔絵食籠　2合　江戸時代後期(19世紀)
金台茶杓形茶筅付簪各種　7本　江戸～明治時代(19世紀)　鍋島栄子所用
ボンボニエール　9点　明治～昭和時代　銀製・木製漆塗蒔絵

公益財団法人鍋島報效会 徴古館

第40回展 吉祥の美

第40回展 吉祥の美

平成20年1月7日（月） ～ 2月1日（金）

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第40回展　吉祥の美

平成20年1月7日（月）　～　2月1日（金）