収蔵品紹介

明三彩盤

みんさんさいばん

中国華南で焼造された三彩であるが、佐賀の内庫所で編集された御道具帳には「高麗砂鉢」と記される。箱書には「日峯様御霊屋御命日冉 高麗砂鉢 貳箇」とあり、日峯様すなわち佐賀藩祖鍋島直茂の御霊屋で花器として使用された鉢であることが分かる。一般的な砂鉢は花を挿すために砂を盛った鉄器などの大形水盤で、華道では初期の頃に用いられた。

明時代
中国・華南
鍋島直茂 伝来
口径30.0cm 底径18.9cm 高さ5.8cm/口径30.0cm 高台径19.2cm 高5.3cm


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