収蔵品紹介

阿蘭陀焼小壷 牙蓋共

おらんだやきこつぼ げふたとも

阿蘭陀(オランダ)で日本向けに焼かれ、長崎経由で輸入された薬壺。本来は膏薬を入れる壷としてヨーロッパで用いられるが、日本では薄茶器としても用いられ、本作品は香道具のたきがら入れに転用された。オランダ陶器には本品のような青の釉薬は少なく、日本の好みに合わせて作られたものと思われる。

17世紀半ば~18世紀
オランダ製
初代鍋島勝茂  伝来
高6.5cm 口径5.2cm 底径4.5cm

掲載図録

●図録「初春 ―祝いと香り」(平成21年) ●図録「佐賀藩 長崎警備のはじまり」(平成24年)


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