収蔵品紹介

鍋島直大御一家

なべしまなおひろごいっか

鍋島家に残る古写真は圧倒的に丸木利陽の撮影になるもので、膨大な数に上る。恐らく明治20年前後からのお抱えか。写真の技術が確かで仕上げが綺麗、状態も非常に良い。本資料も丸木利陽の台紙に貼られ、侯爵鍋島家の家族の肖像である。直大・栄子夫妻に長男直映(明治24年3月1日英国留学の途に)、直大生母瀧村(明治25年3月9日没)、伊都子・茂子・信子・貞次郎・孝三郎、栄子に抱かれた直縄(明治22年5月6日生)たち子女が写る。明治23年ごろの撮影か。

明治20年代
丸木利陽


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